この記事は、
西郷どん 第1話「薩摩のやっせんぼ」感想・実況の4ページ目です。
※これまでの感想・実況まとめは、コチラ → 西郷どん感想まとめ
ないごて女子は郷中に入ったらいかん
小吉たちは、一番乗りの褒美に赤山靱負から貰った餅を頬張っていた。
すると、別の郷中の少年が声をあげた。
「わいは岩山んとこの娘じゃなかか!?」
「下加治屋町に女子が紛れ込んじょっど!」
イトウは、岩山糸という名前の女の子であることがバレたのだ。
女子が教育を受けられない時代の話。
「おなごは出て行け」「出ていかんか!」
少年達は口々に糸を責め立てた。
堪らず涙を流す糸。
「ないごて女子は郷中に入ったらいかんとですか?」
「私も学問や剣術や相撲がしたか!」
そう叫んで去ってしまった。
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島津斉彬との再会
その後、馬にまたがった久光が会場にやってきた。
赤山靱負をはじめ、その場にいた者全員が、膝をつき頭を下げた。
「今年はどこの郷中が一番になったとか?」
「はっ。下加治屋町の者でございもす」
久光の質問に赤山が答えた。
「そうか。下加治屋町郷中の者、面を上げ」
そこで小吉は、久光とやってきた一団に
件の天狗がいることに気付いた。
「あん時の天狗!」
慌てて赤山靱負が小吉を諌めた。
「小吉、ないを申すか!
こん御方は お世継ぎ様じゃ。島津斉彬様なるぞ!」
しかし、斉彬は小吉に近づき、膝をつくと褒めてくれた。
「子は国の宝だ。お前たちのような者がいれば薩摩は安泰だ。頼もしく思うぞ。」
小吉の妙案
「お世継ぎ様が!?」
小吉らが今日の出来事を話したので、父は仰天した。
そして、大人たちは「祝い酒じゃ」と大いに盛り上がった。
ところが、小吉は眠れなかった。
斉彬の言葉や糸の言葉がフラッシュバックする。
「弱い者の身になれんやつはな弱い者以下のクズだ!」
「男にないたか」
「女子になった事のなか おはんには分からん!」
その瞬間、小吉に妙案が思い浮かんだのだった。
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おなごの気持ち
小吉のアイディアは、女子の気持ちを知るため
女子になりすますことだった。
女子の着物を着た小吉。
スグに差別的な扱いを受けた。
程なく、父に見つかり止められたが…
体験して始めてその気持が分かった。
そして、父に「同じ人間なのにおかしい」と疑問をぶつけるのだった。
帰り路、小吉は
斉彬に仕えたい想いを父に打ち明けた。
すると、父にこっぴどく叱られた。
父は大それた望みを口にするなと言った。

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