この記事は、
西郷どん 第7話「背中の母」感想・実況の3ページ目です。
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於一を養女に
その頃、斉彬は幕府への影響力を強める策を進めていた。
斉彬「お~よう参った!」
斉彬は於一を呼び出していた。
顔を合わせると、「相撲大会以来」と懐かしんだ。
ひとしきり挨拶をすると、斉彬は本題に入った。
「そなたの父から聞き及んでおると思うが、これよりはわしの養女となりわしをまことの父と思うてほしい」
「謹んでお受けつかまつりもす」
「うん」
斉彬は、於一を養女にすることを決めていたのだ。
喜んで養女になる於一であったが、1つ疑問を斉彬に投げかけた。
「何故私なのでございもすか?」
斉彬は、伝え方を少し考え、言った。
「まずよく食べる。健やかである。何よりも博打が強い!という事は運が強いという事じゃ」
「そいは女子にあるまじき事では!?」
「いや~そこがよい」
「これからは時世が大きく動く。運は身を助くじゃ!」
そして、今後の予定を明かした。
「そなたには江戸に行ってもらう」
「はい」
「島津家当主の娘として輿入れをしてほしい」
「畏れながら江戸にいらっしゃるそんお相手は?」
「まあいずれな…」
例え当人であっても、簡単に言える相手ではない様子であった。
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吉之助の婚礼
西郷家では吉之助のつましい婚礼が行われた。
相手方の伊集院家の父が挨拶をする。
「吉之助どんおいは御前相撲で見て以来おはんに惚れちょっが、娘も多分おはんに惚れるち思うちょっ。なあ須賀」
「こげな愛想のなか娘でごわんどん根はよか女子じゃっで、よろしゅうお頼み申しもす」
嫁の名前は「須賀」
緊張のためか、表情をまったく崩さない。
そのおかげで郷中仲間に第一印象は悪かったようである。
「能面みたいな花嫁じゃな」
「じゃ」
「笑わんしひと言もしゃべらんし」
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江戸に行くのは誰か?
祝言を終えると、郷中仲間が集まり祝杯をあげた。
その場では、江戸行きが話題になった。
俊斎「おいはいの一番に願いを出しもしたど!」
新八「はよ江戸に行きたか~」
有馬「こん中のだいが選ばるっかのう!」
大山「おいじゃ!まず吉之助は選ばるっじゃろ。殿の覚えもめでたかで…!」
ところが、吉之助は浮かない表情で
「んにゃ、そいは分からん」などと言うのだった。
その後、須賀が戻ってくると、父は酒をふるまいもてなした。
そして、正助は気を回して、「ナンコをやりたい」と、なかなか帰ろうとしない郷中仲間を片付けてくれた。
親友が初夜を迎える舞台を整えてくれた。

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