この記事は、
西郷どん 第16話「斉彬の遺言」感想・実況の5ページ目です。
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左内との別れ
月照を山伏に変装させる作戦など、吉之助らは旅に出る準備をした。
その晩、準備が整うと吉之助は左内に改めて礼を述べた。
「吉之助殿大坂へ下る舟の手配はしてあります」
「あいがとさげもす。」
「これをお持ち下さい」
「僕が調合した薬です。」
「こいはありがたかぁ」
「左内どんにはほんのこてお世話にないもした!」
「いえ自分のためにやっているのです」
「自分の?」
「僕は医者ですがこの病んだ日本国の医者になりたいと思って生きてきた」
「日本国の医者でごわすか?」
「医者は目の前の一人しか救えない。しかし僕はもっとはるかに多くの人を救いたかった」
「そのためにはこの国の仕組みを是が非でも変えねばならん」
「吉之助殿」
「僕はまだ何一つとして諦めてはいません」
「左内どん…」
「では舟の方を確かめてきます。後ほど」
こうして吉之助たちは京を抜け出し一路薩摩へ向かった。
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