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今回は、強いかゆみ抑える効果のアトピー性皮膚炎の治療薬開発を取り上げます
twitterより
京都大学などの研究グループが治験を行ったところ、アトピー性皮膚炎の強いかゆみを抑える物質があることを確認出来たと発表しました。
これまで、湿疹を抑える塗り薬はあったものの、かゆみを根本的に治す治療法はありませんでした。 かなり画期的な発見と言えます。
このニュースについて、3月2日のNHKニュースは次のように報じています。
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NEWS
アトピー性皮膚炎 治療薬開発 強いかゆみ抑える効果確認
アトピー性皮膚炎の治療薬の開発を目指す、京都大学などの国際研究グループは候補となる物質を患者に投与する治験を行ったところ、強いかゆみを抑える効果が確認できたと発表しました。早ければ、2年後の実用化を目指したいとしています。
国内に数百万人の患者がいるとされるアトピー性皮膚炎は、これまでの研究で、「インターロイキン31」という物質が過剰に作られ、強いかゆみを起こすことがわかっています。
そこで、京都大学医学研究科の椛島健治教授と、ドイツやアメリカなどのグループは、この物質の働きを抑える「ネモリズマブ」という治療薬の候補を開発し、5つの国の合わせて、およそ200人の患者を対象に効果や安全性を調べる治験を行いました。
投与する量を調節し、3か月後の症状を調べると、全く投与しなかったり、ごくわずかしか、投与しなかったりしたグループは、ほとんど変化がなかった一方で、十分な量を投与したグループでは、かゆみの強さを示す指標がおよそ60%軽減され、重い副作用はなかったということです。
アトピー性皮膚炎は、これまで湿疹を抑える塗り薬などはありましたが、かゆみを根本的に治す治療法はありませんでした。研究グループはさらに多くの患者で効果などを確認し、早ければ、2年後の実用化を目指したいとしています。
椛島教授は「かゆみを抑えることで、ぐっすりと眠れるようになるなど、生活の質の改善につながることが期待できる」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170302/k10010895561000.html
この報道に対し、期待の声が多くあがったのはもちろんですが、治療費などに対する不安の声も聞かれました。
実際にどういった意見があがっているのか? 次に紹介します。
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ネモリズマブ
様々な問題があるのかもしれませんが、是非、アトピー患者さんのために保険適用してあげて欲しいです。
みなさんの反応
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その他のコメント
中外製薬のやつかな。。
1日でも早くと期待したいね。
本当は、完治がいいけど 一時的にでも、落ち着くのはいいかも。
これは期待が持てる。
本当だったらいいなぁ…!
素晴らしい! 医学の進歩ですね 多くのアトピー悩まされてる方に朗報だ
これは是非早期実現を期待したい 主に家族関係で
今度こそ本当なのかしら(´・ω・`)
「かゆみの強さを示す指標がおよそ60%軽減され、重い副作用はなかった」俺も慢性化してる箇所あるから待ち遠しいな。ステロイド永遠と塗り続けるわけにいかんし。
市販?処方でなく?
「市販」でびっくりしたけど、注射だし処方薬からっぽいですね
確かに、かゆみと戦う病でもあるから、分かるけれど、結局根本的治療にならないんだよな、薬って。儲かるね、中外さんよ。
子供の頃アトピー性皮膚炎で、いつもかさぶたつくってた。夜はかゆくて辛かったのを思い出した。
これはすごい。アトピーは未経験だけど蕁麻疹に悩まされた事あるから24時間ノンストップで体中痒いのがつらいのはよくわかる。 さっさと根治できる薬が開発されればそれが一番ではあるけどな。