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今回は、TBS「ビビット」ホームレスやらせ問題を取り上げます
twitterより
TBS朝の情報番組「ビビット」は、1月31日で取り上げたホームレス問題に関して、不適切な取材や表現方法があったとして、番組とホームページで謝罪しました。
問題となった放送で、次のような表現がなされていました。
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問題の放送
twitterより
これは、多摩川で生活するホームレスが犬を予防接種させず、多頭飼育していることを放送したVTRの一部です。
この放送は、ホームレスに対する差別や偏見を助長するとして、ホームレスを支援するNPO団体などから指摘を受け、制作過程を検証し、今回の謝罪に至りました。
問題は3点。
- 不適切な表現
- 不適切な取材手法
- やらせ

詳細について、HPで次のようにアナウンスしています。
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謝罪内容
不適切な表現について
多摩川河川敷で犬の多頭飼育をしているホームレスAさんについて、「犬男爵」と呼んだり、別の男性Bさんのインタビューでの発言を引用して、イラストと共に「人間の皮を被った化け物」と呼んだりするなど、不適切な表現がありました。
また、多摩川のホームレス問題を扱った一連の企画の「多摩川リバーサイドヒルズ族」というタイトルも、不適切であったと考えています。
不適切な取材手法について
上記Bさんへのカメラインタビューは、ご本人の承諾を得ずに撮影されたものでした。
取材ディレクターと出会った場面で、Aさんが怒鳴ったことについて
取材ディレクターがAさんに初めて会ったのは撮影日の前日で、この際に取材の承諾を得ていました。
当日、取材ディレクターは、出会いの場面を撮影するにあたって、Aさんに対し「『お前らここで何やっているんだ』と言いながら歩いてきてほしい」と伝えました。
この出会いの場面は、Aさんを「すぐに怒鳴り散らす粗暴な人物」と印象付ける結果となり、不適切な手法でした。
http://www.tbs.co.jp/vivit2015/
この件について、ネット上では、次のような声があがっています。
みなさんの反応
今回の件は、分かりやすくするための演出を超えて、悪意さえ感じるものです。
演出のガイドライン化など、局をあげて再発防止に努めて欲しいと思います。
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