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衝撃的なニュースが報道されました。

厚生労働省が30日に発表した自殺対策白書によると、世界保健機関のデータをもとに人口10万人あたりの自殺者の数を比べたところ、約90の国と地域のうち、日本で自殺した人は6番目に多く、さらに若年層の死因の第1位は「自殺」で、これは先進国の中で突出して高い値ということが分かりました。

将来の日本に思いを馳せると、なんとも憂鬱になるデータです。

今回は、このニュースを基に、情報源のデータを再確認したうえで、日本の若者に自殺が多い理由を調べました。

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若者の死因1位が自殺の情報源は?

厚労省のHPを確認すると、該当するデータが見つかります。

各報道機関が、情報源としたデータはコチラです。

2017年版 自殺対策白書

厚生労働省HPより

※ ここで指標となっている死亡率とは、人口10万人あたりの死亡者数です。

この表で記されている数字は、10万人あたりの数字なので、各国の人口の多い少ないは影響を受けない値です。

さらに先進国の比較なので、飢餓など特殊な要因のノイズも考えづらい条件と言えます。

そういった条件で見て、たしかに、日本の若年層の自殺による死亡率は、突出して高い値です。

これまで自殺が多いといえば、韓国の印象がありましたが、世界的に見れば、若者の自殺は、日本(18.1)も韓国(18.3)も同レベルと言えそうです。

ちなみに、3位の悪性新生物は、 悪性腫瘍のことで、ガンや肉腫を指します。

いったい何故ここまで日本の若者に自殺が多いのか?

自殺の理由が気になります。

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日本の若者が自殺する理由は?

2月21日のexciteニュースによれば、

若年層の自殺の理由は、19歳以下では学業不振や進路に関する悩みを主とする「学校問題」が最大で、20歳から29歳では「学校問題」に加え、職場の人間関係や仕事疲れなどによる「勤務問題」、就職失敗や生活苦などによる「経済・生活問題」、さらにその大半がうつ病による「健康問題」が主要な原因となっているということです。

日本の若者の高い自殺率とその予防について
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170221/Jijico_22580.html

そして、この記事では、日本と同様に高い自殺率を示す韓国も引き合いに出しながら、共通する点として、国民の文化的同一性と競争心が強いこと、両国民とも国民全体の一体感や同調圧力が強いことを指摘しています。

指摘に間違いはないと思われますが、もう少し幅広く、生の声を聞いてみたいですね。

ということで、今回の報道に反応した人の中で、理由について言及しているツイートを次に紹介します。

つちやまやすみ
@Yasumi092
成人するまで性を抑圧され、いざ成人すると「早く結婚しないのはおかしい」と理由も分からず批判され、かつ一人で生活するのがやっとな給与で、結婚しても生活が破綻すれば自己責任とされる。若者にひたすら厳しく要求が多すぎる。

  

2017-05-30 10:41:36

Emi Kume
@emikume
若い世代の死因、自殺最多=15~39歳「深刻」 日本は「こうでないといけない」というのが多すぎ。何歳で大学に行って何歳で卒業しないといけない、ちょっとはずれるともうやり直し不可能みたいな。もっと自由に色々な事ができる世の中にしたい。

  

2017-05-30 12:19:18

白澤 仁;経営哲学を求めて
@besmanager
日本の自殺率は世界ワースト6位で、女性は世界ワースト3位。しかも15歳から39歳の若年層に特に多いらしい。ブラック企業に酷使され、低賃金、長時間労働にあう一方で、年金などの将来は不透明というより真っ暗。誰がこんな世の中にしたのか。若者に全ての責任を押し付けるはおかしくないかい?

  

2017-05-30 12:28:00

むっちゃ
@0930Mooomooo
結婚にも子育てにも政治にも仕事にも希望が持てないので当たり前の結果

  

2017-05-30 14:58:19

社会不適合マン
@B_K201
「型にはまらないタイプ」は徹底的に排除される。生きづらい社会を表している。

  

2017-05-30 16:02:01

まとめ

若者にとってストレスフルな社会であることを示唆する声があがっていますね。

また、ツイートをチェックしていると、事故や病死が少ないから自殺が1位になること自体は問題ないという指摘を複数見受けました。

たしかに、死因の1位であることはあまり意味はありませんが、10万人あたりの自殺数が多いことは看過できない問題です。

この現状を踏まえ、政府は対策に乗り出すということです。

とはいえ、自殺者が10人いれば、10通りの理由があるなかで、果たして有効な手立ては打てるのか?

そんなことを考えているうちに、サッカー日本代表の本田圭佑選手がこの問題についてツイートして、物議を醸しているようです。

この発言が、自殺問題の議論を深めるきっかけとなれば良いのですが・・・。 向かうべきべき方向がブレないことを祈るばかりです。

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