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わろてんか 第47話 あらすじ・感想「祝!トキ(徳永えり)帰還」実況まとめの3ページ目です。
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トキを採用
テーブルを挟んで、籐吉とてんに
トキが向かいあっていた。
「うちで働きたい?」
「はい。」
「何で? 藤岡屋は?」
「お暇を頂きました。」
トキが言うには、りんと若旦那で藤岡屋は順調にいっているということだった。
「ここに… ここに置いとくれやす。」
そこへ傍らから聞いていた啄子がツルのひと声をかけた
「ええやないか。お茶子さんの手 足らんのやし。」
これによってトキの採用が決まったのだった。
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頼もしい助っ人
てんはお茶子の仕事をトキに教えた。
客のために席をあける方法を実践して見せたのだ。
「すんまへん もうちょっと おいどそっちに詰めてもらってよろしおすか。」
そう言って、自分のカラダを客の間に入れてスペースを作るてんを見て、トキにはひとつのアイディアが浮かんでいた。
「このお座布 一回り小そう作り直してみたんですけど…。」
すると、トキは啄子とてんに並べて見せた。
「これやったら横にも縦にもほら いっぱい並べられます。」
「ホンマや!」
「これならお客さん ぎょうさん入るわ。」
「へえ。あっぱれや!」
「それと 客席で売るもんをするめとか 塩辛いもんにしたらどないですやろ。」
「え?」
「そしたら 喉が渇いて飲み物が売れるんやないかて。」
この提案にも啄子は膝を打った。
「気に入った!あんた さえてますで!商人向きや。」
啄子は絶賛し、早くもトキは風鳥亭に馴染んだ様子だった。
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目標達成
頼もしい助っ人の登場もあって風鳥亭は ますます繁盛しひとつき後…。
木戸銭を半分にする作戦のヒットと
頼もしい助っ人の登場により、風鳥亭は順調に繁盛した。
そして、ひと月後の売上集計。
てんがそろばんを弾いていた。
「どや?」
「どないや 売り上げは。」
「どや?どや?どや?」
みながてんに注目する
「もうちょっと 待っとくれやす。」
そして、計算が終わると・・・
「やりました!目標に届きましたえ!」
風鳥亭の面々は歓声をあげたのだった。
6分4分
売上の結果を持って、
籐吉は再び寺ギンとの交渉に臨んだ。
「儲けが倍になった?」
「はい。」
「これが 今回の売り上げです。」
売上を見せて、約束を確認した。
「約束どおり木戸銭の取り分の条件7分3分を5分5分にしてもらえますか。」
しっかりと条件を主張する籐吉をみて
寺ギンは大笑いした。
「フフハハハハハハハ!
お前も席主らしゅうなったのう。」
「よっしゃ 手ぇ打とう。」
「ホンマですか?」
「おう。6分4分や。」
「は?」
寺ギンの落とし所が6分4分だった。
籐吉は粘ろうとするものの、強気には出られなかった。

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