この記事は、
西郷どん 第47話「敬天愛人」感想・実況の2ページ目です。
※これまでの感想・実況まとめは、コチラ → 西郷どん感想まとめ
城山へ到着
政府軍を交わしながら南下した西郷軍。
延岡を発って14日。ついに鹿児島の城山にたどりついたのだった。
城山から海を見下ろすと、唐突に西郷が笑い出した。
なにやら土を掘り出している。
桐野「先生どげんしもした?」
久武「何じゃ?」
ほどなく、西郷が掘り出したのは、大きな岩に書き込まれた『Cangoxina』の文字だった。
新八「こいは…!」
「おおっこいじゃ…。新八どん!」
「懐かしかなぁ」
2人に幼き頃の思い出が甦る。
一方、若者たちは私学校が政府の者たちに占拠されているのを発見した。
辺見「何じゃ?あいは。胸くそが悪か!」
宗介「政府のやつらめ我が物顔じゃなかか!」
「先生おいたちの薩摩をやつらから奪い返したか」
「どげんですか?」
「よか」
「ほいならおはんらともう一暴れしよかい」
一同「おお!」
「私学校はおいたちのもんじゃ!」
ほどなく雄叫びと共に、西郷軍は私学校の政府軍に切りかかった。
「ここはおいたちの庭じゃ~!」
「たやすく負けるわけにはいかんど!」
一同「おお!」
「そんとおりじゃ!おはんらひるむな!」
「行け~!」
桐野「かかれ~!」
しかし、大砲など最新の兵器を揃える政府軍。
あっという間に西郷軍を包囲し、山の上へと押し戻したのだった。
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東京の大久保利通
その頃、大久保は東京にいた。政府が主催する博覧会に対応に連日追われていたのだ。
そんな大久保が帰宅した。
大久保「いまじゃった」
子どもたちは我先にと父のお手伝いをした。
「よし子今日は自分で脱ぐからよか。利武も先に入ってなさい」
2人「はい!」
子供たちを部屋に戻すと大久保は満寿に語りかけた。
「鹿児島の家が焼かれてしもうた」
「そげん恐ろしかこつになっちょっとですか!?」
「お前たちを東京に呼んでおいてよかった」
「旦那さぁ…」
「旦那さぁは鹿児島へ行かなくてよかとですか?」
「戦っちょっとは吉之助さぁやお仲間ばかりじゃあいもはんか」
「話して分からんはずがなかち思いもす」
「旦那さぁも博覧会など取りやめて飛んで行きたかとじゃ…」
「満寿。口が過ぎる」
「すんもはん…」
「日本の産業発展は博覧会の成功にかかっておる」
「おいはそん役目を果たすのみだ」
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西郷軍の人々
従道は糸や熊吉、菊次郎を実家に送り届けた。
一同は危険を顧みず父の元へ向かった者たちへ労いの言葉をかけた。
雪篷「菊次郎よう戻った!胸を張れ!おはんは立派な薩摩隼人じゃ!」
園「義姉さぁようご無事で…」
糸「宗介さぁは旦那さぁと一緒に行くち言われて…」
「きっと今も戦っちょいもす」
すると、琴が従道に食ってかかった。
琴「信吾すぐに戦を止めてくいやい」
「おはんは西郷の家族じゃっで私たちの気持ちが分かるはずじゃ」
「無理じゃ」
「何ち…?」
「信吾もう一度言うてみい!」
「こん戦はもう止められん」
琴は激怒した。
「止められんち兄さぁを討つつもりか!」
「私は許さん!小兵衛を討って今度は兄さぁまで!」
さらに
「もしそげんこつになったら二度とこん家の敷居はまたがせん!二度とこん薩摩の地を踏むな!」
熊吉らが琴を必死になだめた。
一方、糸はすでに腹をくくっていた。
信吾「兄さぁは今城山にいます」
糸「もうよかです。覚悟はできちょいもす」
「義姉さぁ…。」
「信吾さぁもお覚悟の上で政府軍にとどまることを選んだとでしょう?」
「胸を張って自分のお役目を全うしてくいやんせ」
「きっと旦那さぁもそう仰せられるに違いなか」

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