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twitterより
築地のマグロの初競りは、
その年の最初に行われる取引きで、ここ数年報道されるようになり、もはや正月の風物詩と言える恒例行事になっています。
この取引きは、通常の取引き価格の数倍で落札されるのが常で、いわゆるご祝儀相場と呼ばれます。
そして、今年の初競りについて、1月5日の朝日新聞が次のように報じています。
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2017年マグロ初競りは7420万円
移転が延期されている築地市場(東京都中央区)で5日早朝、水産物の初競りがあった。生鮮本マグロ1本の最高値は212キロの青森・大間産で、7420万円(1キロあたり35万円)だった。記録が残る1999年以降では、2013年の1億5540万円に次ぐ2番目の高値がついた。
「築地最後の初競り」となるはずだった昨年の1400万円(1キロあたり7万円)を大きく上回る落札額。14年の736万円(同3万2千円)、15年の451万円(同2万5千円)からは10~16倍になった。
落札したのは、築地に本社があるすしチェーン「すしざんまい」の経営会社で、最高値での落札は6年連続。同社の木村清社長は「ちょっと高いなあ。競り合う相手がいなければ(1キロあたり)2万とか3万くらい。みんなで争って高くなった」と話した。
「すしざんまい」の落札は6年連続です。
もはや、独壇場といった感がありますが、すしざんまい以前の落札者は誰だったのか気になります。
ということで、歴代のマグロの初競り落札者を調べました。
また、この一強状態について、周囲の人の反応はどういったモノなのか?
築地のマグロ初競りについての疑問を調べました。
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マグロの初競り歴代の落札者
年 | 値段(万円) | 重さ(kg) | 落札者 |
---|---|---|---|
2016 | 1,400 | 200 | 喜代村(すしざんまい) |
2015 | 451 | 180.4 | 喜代村(すしざんまい) |
2014 | 736 | 230 | 喜代村(すしざんまい) |
2013 | 15,540 | 222 | 喜代村(すしざんまい) |
2012 | 5,649 | 269 | 喜代村(すしざんまい) |
2011 | 3,249 | 342 | 銀座久兵衛と板前寿司 |
2010 | 1,628 | 232 | 銀座久兵衛と板前寿司 |
2009 | 906 | 128 | 銀座久兵衛と板前寿司 |
2008 | 607 | 276 | 板前寿司 |
2007 | 413 | 206 | 喜代村(すしざんまい) |

ここ数年はすしざんまいが圧倒しているのがよく分かります。
周囲の反応を紹介します。
みなさんの反応

感嘆の声をあげる一方でネガティブな反応もあるようです。

基本的には、高値に対する驚きの声が大多数を占めますが、ここ数年落札者が変わらない状況に食傷気味の感もあるのは確かなようです。
木村清社長のことだから、次なる手を考えて来そうですが・・・。 今後の展開に注目です。
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競り勝っても損、卸しても損、飲食店が提供しても損、それでもやはり正月だからと
各々無理して長年続けてきた風物詩なんだけどなぁ。
周囲も すしざんまい が落とすの解ってるから面白半分に値を釣り上げるだろうし。
そういった風物詩のようなものをぶっ壊したな。もうやらなくていいんじゃない?