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今回は、NHKスペシャル「発達障害~解明される未知の世界~」をまとめます。
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いまや小中学生の15人に1人が該当すると言われる発達障害。
ここ数年でこの言葉を耳にする機会が増えました。
実感としても、ニュースサイトのアクセスランキングで、上位に関連記事が並ぶことが多いように思います。
こういった背景の中、5月21日の21時から、NHKスペシャルで発達障害を特集した番組が放送されました。
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進行を務めたのは、発達障害の問題を番組で度々取り上げている「あさイチ」のMCコンビ(有働由美子アナと井ノ原快彦さん)です。

この番組はネット上でもトレンド入りするなど、大きな反響がありました。
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番組内容
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番組では、発達障害の人の世界を可視化する試みが始まっている現状を最初に伝えました。
聴覚や明るさへの感覚が過敏な方が見える世界を再現することで、科学的なアプローチで問題が明らかになってきているようです。
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さらに聴覚過敏の方のメカニズムなども。
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番組には、2人の発達障害の当事者の方々が招かれていて、感覚過敏に関する意見なども伺っていました。
その中で、他人からみての行動で定義されていた発達障害が、当事者の内面からの考え方が加わってきたことが新しいのでは?ということが語られました。
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また、学校生活で見受けられる「落ち着きがない」「読み書きが苦手」といった問題の理由を生徒視点の映像化で解明するVTRも。
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情緒的ではなく、あえて科学的なアプローチから導入したことで、問題の理解がしやすくなっていました。
そして、発達障害とは?の説明に続き、当事者が抱える問題へ番組は進行しました。
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発達障害が抱える問題として、二次障害が起こるという専門家の意見を紹介しています。
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さらに、発達障害の方が抱えるメンタルの問題 = 「普通でいないといけない」というプレッシャーがあることをVTRを交え紹介しました。栗原類さんも少数派の意見が大多数に理解して貰えない悩みがあったことを打ち明けました。
最後に発達障害に対して、社会がどのように向き合うのか?というテーマに関して、イギリスのショッピングモールで、毎週土曜「クワイエット・アワー」という、感覚過敏の方に配慮した環境を作ったことで、買い物客が1割増えたことや、アメリカ・マイクロソフト社が発達障害者の採用に積極的な事例などを紹介しました。
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上記に述べたように、番組は先端の研究を端緒に、発達障害にまつわるトピックを網羅的に解説する内容でした。
とても興味深く、満足する内容でしたが、放送時間の制約のためか、「社会がどう向き合うのか?」というテーマに関しては、闇の部分の掘り下げがないと誤解を受ける、といった声もネットから聞こえてきました。
また、その反響は大きく、TLで追いきれないくらいのツイートが投稿されていました。
ということで、その他に
この放送に関して、みなさんはどういった反応を見せているのか?
数多くのツイートの中から、ピックアップしました。
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番組への反応

まだまだ様々な角度からの意見が沢山あります!
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