高萩が仲裁の橋渡し役を「断った」
FC東京のMF 高萩洋次郎が、ACL 浦和vs済州戦の乱闘事件の仲裁を求められたものの、断りを入れた
と、スポニチが報じています。
高萩、仲裁の橋渡し役「断った」Kリーグ関係者から依頼も
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/10/kiji/20170609s00002181442000c.html
そもそもナゼFC東京の高萩選手に声がかかったのか?
それは、昨シーズンまで韓国のFCソウルでプレーしていたからです。
両国を知る高萩選手に、間をとりもって欲しいということで、Kリーグ関係者から連絡が入ったものの・・・
高萩「僕が助けになるようなことはしていない。当事者同士の問題なので」
と、関わらないスタンスを示したということです。
これについて、ネット上でも様々な意見が飛び交っています。
『高萩もいい迷惑だよな』
『高萩に何をさせようとしたんだ?』
そして、
『仲裁じゃなくて仲介じゃないの?』
という意見も。
たしかに、仲裁では双方が喧嘩をしている状態で、第三者が問題を解決することを意味します。 済州サイドが「謝りたい」、その間を取り持つ、であれば、仲介です。
ということで、実際に何が起きていたのか? 少し振り返ってみましょう。
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浦和vs済州戦の乱闘
5月31日に行われた試合の模様です。
多くの動画がyoutubeにUPされていますが、この動画がいちばん良く伝えています。
ACL 浦和VS済州 痛烈エルボー!韓国チーム暴力・乱闘の一部始終
動画の中身
時間稼ぎに出た浦和に対し、コーナー付近で揉み合いになるところから、ヒートアップします。
そして、
ビブスを着た済州の控え選手、DFペクドンギュが浦和MF阿部に強烈なエルボー!
倒れ込む阿部。
その後も、至る所で小競り合いはおきて、DF槙野にいたっては、追いかけ回される事態も発生しました。
「どっからどう見ても済州悪いやん」
(´・ω・`)
と、日本人の我々は思いますが、
済州監督は
「浦和の選手が刺激するようなセレモニーをした。負ける方のマナーもあれば、勝つ方にもマナーは必要」と話したということです。
なるほど、浦和が仕掛けたと言いたいワケです。
これについて、主催のAFCが騒動について、裁定を下しました。
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AFCの見解

下記の記事で、AFCの裁定の内容を報じています。
済州戦の騒動で約220万円の罰金…浦和が声明「今後の対応は改めて報告」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170609-00598841-soccerk-socc
5月31日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグの済州ユナイテッド(韓国)戦で起きた騒動について、AFC(アジアサッカー連盟)から2万ドル(約220万円)の罰金を科された浦和レッズが、公式HPにて声明を発表した。
浦和はクラブ関係者が乱闘に加わったとして、2万ドル(約220万円)の罰金を科されることとなった。なお、済州DFチョ・ヨンヒョンに6カ月間の出場停止と2万ドル(約220万円)の罰金、ペク・ドンギュには3カ月の出場停止と1万5000ドル(約165万円)の罰金をそれぞれ命じられ、DFクォン・ハンジンが2試合の出場停止(AFC主催試合)と1000ドル(約11万円)の罰金処分を科されたほか、済州には4万ドル(約440万円)の罰金処分が下っている。ヤフーニュースより
処分の内容から見れば、一目瞭然。
済州ユナイテッドに非があったという判断です。
浦和にもチームとして罰金が科せられており、これに納得のいかないという声もありますが、揉み合いの当事者になってしまったので、10-0というワケにはAFCも出来なかったというところかと思われます。
いずれにせよ、罰金を比較すれば・・・ 言わずもがなということです。
まとめ
ということで、おおざっぱにまとめると、
浦和と済州で乱闘が起きた。
中立的な立場からみて、済州が悪い。
この状況で、FC東京の高萩選手に橋渡しの役目に白羽の矢が立ったということです。
ですから、やはり高萩選手にお願いするなら
「仲介」です。
で、高萩選手はこの事態に対して、
高萩「僕が助けになるようなことはしていない。当事者同士の問題なので」
という立場を示しました。
これについて、非常にうまく表現したツイートがあったので、最後に紹介します。

その他、この件について、興味深い意見を次のページでセレクトしました。
ぜひ、ご覧ください。
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