香害に注目が集まる
今夏、香害110番が実施されるなど
にわかに注目を集めつつあるスメハラ・香害問題。
twitterより
8/30の「とくダネ!」でも
この問題を取り上げ、大きな反響を呼んでいます。
おそらく、これから数年に渡って
議論となるテーマ。
今回は、みなさんの意見も紹介しつつ
香害についてレポートします。
twitterより
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香害とは?

最初に香害の定義を確認しておきましょう。
香害(こうがい)とは、香水や香りつき洗剤、
柔軟剤などから引き起こされる
不快感、健康被害を指します。
問題は匂いにとどまらず、
化学物質過敏症に及んでいると言われ
2014年、静岡県環境衛生科学研究所の
商品テストで、
柔軟剤の香り成分には
海外の化粧品に関する法令でアレルギー物質として表示が義務付けられている成分や、
揮発性有機化合物(VOC)である成分が
使用されていることが判明しています。
2000年代から普及が進んだ柔軟剤により
問題が表面化してきたと見なされています。
参考:香害 WIKI
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環境省の香害騒動
注目を集めつつある香害問題ですが
当事者以外は、なかなか理解されない面もあります。
2013年、環境省は省エネ対策として
女性のクールビズのポイントを紹介したサイトで
汗の臭いを抑えるために
香りつきの柔軟剤を使うことを提案したのです。
当然、この提案に対して
化学物質過敏症支援センターを始めとする団体が行動を起こしました。
結果、環境省は物議を醸した提案を
別の文言に差し替えるという事態に。
このように、環境省レベルでも
騒動が起こるくらい、理解がされづらい問題という側面があります。
参考:jp.wsj.com
香害の真の原因は?
もしかしたら、香害の真の原因は
匂いに対するワガママかもしれません。
むろん、香害を訴える人がワガママ
という意味ではありません。
その一段階前の 汗や体臭について、
我々が要求しすぎていることはないか?
という意味です。
香害110番なんてあるんだ
オタクはそのままでも異臭で騒がれるし
香水つけても香水110番されるし
オタクは外にも出れないな— プップクプー@イベ活休止中 (@precious_pon) 2017年7月14日
我々の匂い=悪 というスタンスが、
香りつき柔軟剤を生み出したということはないでしょうか?
むろん、商機と見て
企業が煽っている側面もあります。
探さずとも、CMなどでスメハラを
意識させるような映像や文言が目に入ってきます。
とはいえ、そもそも需要があったところに
企業は乗っかっているワケで、
自然に存在する匂いに対して、
不寛容なスタンスは、考え直す時期に差し掛かっているように思えます。
→ 「いいぞ!」有働アナの説得力。あさイチでワキ汗、スメハラランキングに激怒
香害について、みんなの意見は?

とくダネの放送を見た人の意見を中心に紹介します。

次のページでは、
引き続きみなさんの意見と、とくダネ!の放送について言及しています。
下記リンクからお進みください。
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集合住宅なのですが、住人(リタイヤした高齢者男性)のタバコでベランダに洗濯物が干せず
困っていた矢先に、今度は別の住人の洗濯物のニオイ…
ちょうど、昔の「防虫剤」というのですか?ナフタリンというか揮発性のような
電車でたまに昨年冬にしまいこんだコートを着ている高齢者のような、うっと怯むニオイです。
頭痛と吐き気で、ついに風通しの良い日にもエアコン入れて締め切って仕事をしている次第です。